レポート → 監査ログ セクションでは、ユーザーおよびシステムのアクティビティの記録を表示できます。
監査記録を収集して表示するには、管理 → 監査ログ セクションで 監査ログを有効にする チェックボックスをオンにする必要があります。 この設定を有効にしないと、アクティビティの履歴はデータベースに記録されず、監査ログにも表示されません。

監査ログには以下のデータが表示されます:
| 列 | 説明 |
|---|---|
| 時刻 | 監査記録のタイムスタンプ。 |
| ユーザー | アクティビティを実行したユーザー。 |
| IP | アクティビティが開始されたIP。 ハイパーリンクをクリックすると、このIPで監査ログ記録がフィルタリングされます。 |
| リソース | 影響を受けたリソースのタイプ(APIトークン、アクション、認証、自動登録など)。 |
| ID | 影響を受けたリソースのID。 ハイパーリンクをクリックすると、このリソースIDで監査ログ記録がフィルタリングされます。 |
| アクション | アクティビティのタイプ(追加、設定の更新、削除、実行、ログイン失敗、履歴クリア、ログイン、ログアウト、プッシュ、更新)。 |
| レコードセットID | 同じ操作の結果として作成されたすべての監査ログ記録に共通のID。 たとえば、テンプレートをホストにリンクする場合、継承されたテンプレートエンティティ(アイテム、トリガーなど)ごとに個別の監査ログ記録が作成されます。これらすべての記録には同じレコードセットIDが付きます。 ハイパーリンクをクリックすると、このレコードセットIDで監査ログ記録がフィルタリングされます。 |
| 詳細 | リソースの説明と実行されたアクティビティの詳細情報。 記録に2行を超える情報が含まれている場合は、追加の詳細リンクが表示されます。このリンクをクリックすると、変更の全リストを表示できます。 |
トラッパーアイテムまたは(トラップを有効にした)HTTPエージェントアイテムがデータを受信した場合、 監査ログにエントリが追加されるのは、データがhistory.push APIメソッドを使用して送信された場合のみであり、Zabbix senderユーティリティを使用した場合は追加されません。
フィルターは監査ログバーの下にあります。 右上隅のフィルタータブをクリックすると、フィルターを開いたり折りたたんだりできます。

フィルターを使用して、ユーザー、影響を受けたリソース、リソースID、実行された操作(レコードセットID)、IPでレコードを絞り込むことができます。 リソースによっては、フィルターで1つまたは複数の特定のアクションを選択できます。
検索パフォーマンスを向上させるために、すべてのデータはマクロを解決せずに検索されます。
フィルターの横にある期間セレクターを使用すると、よく使用する期間をワンクリックで選択できます。 詳細については、期間およびホストセレクターを参照してください。