デフォルトでは、すべての新しい問題は原因問題として分類されます。特定の問題を手動で原因問題の症状問題として再分類することが可能です。
たとえば、停電が実際の根本原因であり、あるホストに到達できない、またはサービスがダウンしている理由である場合があります。この場合、「ホストに到達できない」や「サービスがダウンしている」という問題は、「停電」という原因問題の症状問題として分類する必要があります。
原因-症状の階層は2レベルのみをサポートします。すでに症状となっている問題には「従属」する症状問題を割り当てることはできません。症状問題に割り当てられた問題は、すべて同じ原因問題の症状となります。
原因問題のみが、マップや深刻度別の問題や問題のあるホストなどのダッシュボードウィジェットの問題合計にカウントされます。ただし、問題のランク付けはサービスには影響しません。
症状問題は1つの原因問題のみにリンクできます。原因問題が解決またはクローズされても、症状問題は自動的には解決されません。
問題を症状問題として再分類するには、まず問題のリストで選択します。1つまたは複数の問題を選択できます。
次に、原因問題に移動し、そのコンテキストメニューで選択したものを症状としてマークオプションをクリックします。

その後、選択した問題はサーバーによって原因問題の症状問題として更新されます。
問題のステータスが更新されている間は、次のいずれかの方法で表示されます。
症状の問題は、監視 -> 問題(および問題ダッシュボードウィジェット)で、原因の問題の下に表示され、アイコン、小さいフォント、異なる背景でマークされます。

折りたたみ表示では、原因の問題のみが表示され、症状の問題が存在する場合は、行の先頭の数字と表示を展開するアイコンで示されます。

また、症状の問題を通常のフォントで独自の行に追加表示することもできます。その場合は、フィルター設定またはウィジェット設定で症状を表示を選択します。
症状問題は、原因問題に戻すことができます。そのためには、次のいずれかを行います。