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1 ユーザの設定

概要

初期のZabbixインストールには、2つの事前定義されたユーザーが含まれています。

  • Admin - Zabbixの スーパーユーザー で、すべての権限を持っています。
  • guest - 特別なZabbix ユーザー です。 'guest'ユーザーはデフォルトで無効になっています。これをGuestsユーザーグループに追加すると、このユーザーでログインし、Zabbixの監視ページにアクセスできます。 ただし、デフォルトでは'guest'にはZabbixオブジェクトへの権限はありません。

ユーザーを設定するには:

  • ユーザー → ユーザーに移動します。
  • ユーザーの作成(または既存ユーザーを編集する場合はユーザー名)をクリックします。
  • フォームでユーザー属性を編集します。

一般属性

ユーザータブには、一般的なユーザー属性が含まれています。

すべての必須入力フィールドには赤いアスタリスクが付いています。

パラメータ 説明
ユーザー名 ログイン名として使用される一意のユーザー名。
ユーザーの名(省略可能)。
空でない場合、承認情報や通知受信者情報に表示されます。
ユーザーの姓(省略可能)。
空でない場合、承認情報や通知受信者情報に表示されます。
グループ ユーザーが所属するユーザーグループを選択します。このフィールドはオートコンプリート対応なので、ユーザーグループ名の入力を始めると一致するグループのドロップダウンが表示されます。スクロールして選択します。あるいは、選択をクリックしてグループを追加します。選択したグループを削除するには「x」をクリックします。
ユーザーグループへの所属により、ユーザーがアクセスできるホストグループやホストが決まります。
パスワード ユーザーパスワードを入力する2つのフィールド、または既存ユーザーの場合はパスワード変更ボタン。
パスワード変更ボタンをクリックすると、新しいパスワードを入力する2つのフィールドが表示されます。
スーパ管理者ロールを持つユーザーが自分のパスワードを変更する場合、パスワード変更ボタンをクリックすると、現在の(古い)パスワードを入力する追加フィールドが表示されます。
パスワードの変更が成功すると、パスワードが変更されたユーザーはすべてのアクティブセッションからログアウトされます。
パスワードは、Zabbixの内部認証を使用しているユーザーのみ変更できます。
言語 Zabbixフロントエンドの言語。
翻訳を有効にするにはphpのgettext拡張が必要です。
タイムゾーン ユーザーレベルでグローバルなタイムゾーンを上書きするタイムゾーンを選択するか、システムデフォルトを選択してグローバルなタイムゾーン設定を使用します。
テーマ フロントエンドの見た目を定義します:
システムデフォルト - デフォルトのシステム設定を使用
ブルー - 標準のブルーテーマ
ダーク - 代替のダークテーマ
ハイコントラスト(ライト) - ハイコントラストのライトテーマ
ハイコントラスト(ダーク) - ハイコントラストのダークテーマ
自動ログイン このチェックボックスをオンにすると、Zabbixがユーザーを記憶し、30日間自動的にログインします。
30日間記憶するでログインした場合:
- 自動ログアウトがリセットされます(セッションは30日間持続)。
- シームレスな再認証のために自動ログインが有効になります。
30日間記憶するを使わずにログインした場合:
- シームレスな再認証のために自動ログインが有効になります。
- 自動ログアウトは標準のタイムアウト設定に従います。
この機能にはブラウザのクッキーが使用されます。
自動ログアウト このチェックボックスをオンにすると、設定した秒数(最小90秒、最大1日)後に自動的にログアウトされます。
この設定は、30日間記憶するが有効な場合は上書きされ、セッションは全期間延長されます。
時間のサフィックスがサポートされています(例:90s、5m、2h、1d)。
このオプションは以下の場合は動作しません:
* グローバル設定「Zabbixサーバーがダウンしている場合に警告を表示する」が有効で、Zabbixフロントエンドを開いたままにしている場合。
* 監視メニューのページでバックグラウンド情報の更新が行われている場合。
* 30日間記憶するオプションをチェックしてログインした場合。
リフレッシュ グラフやプレーンテキストデータなどで使用するリフレッシュレートを設定します。0に設定すると無効になります。
時間のサフィックスがサポートされています(例:90s、5m、1h)。
1ページあたりの行数 リストで1ページあたりに表示する行数を指定できます。
URL(ログイン後) ログイン後にユーザーを特定のURLに転送することができます。例えば障害ページなど。

ユーザーメディア

メディア タブには、ユーザーに定義されているすべてのメディアの一覧が表示されます。 メディアは通知の送信に使用されます。

追加 をクリックして、ユーザーにメディアを割り当てます。

メディアタイプが無効になっている場合:

  • 名前の後に黄色の情報アイコンが表示されます。
  • ステータス列に無効と表示されます。

ユーザー自身のメディア詳細を変更する権限は、ユーザーロール自身のメディアの作成と編集 オプションを参照)に基づいて付与または取り消すことができます。他のユーザーのメディア詳細を変更するスーパ管理者の権限も、ユーザーロールユーザーメディアの作成と編集 オプションを参照)に基づいて付与または取り消すことができます。

ユーザーメディアの設定の詳細については、メディアタイプのセクションを参照してください。

権限

権限 タブには、以下の要素に関する情報が含まれています。

  • ユーザーロール(新規作成ユーザーには必須)。スーパ管理者 タイプのユーザーのみが変更できます。

ユーザーロールがないとユーザーは作成できません(Zabbix User APIを除く)。 以前に作成されたロールのないユーザーは、ロールを割り当てずに編集できます。 ただし、一度ロールを割り当てると、変更はできますが削除はできません。

ロールのないユーザーは、LDAPまたはSAML認証を使用してのみZabbixにログインできます(LDAP/SAML情報がZabbixで設定されたユーザーグループのマッピングと一致する場合)。

  • ユーザータイプ(ユーザー管理者スーパ管理者)。ユーザーロールの設定で定義されます。
  • ユーザーがアクセスできるホストグループとテンプレートグループ。
    • ユーザー および 管理者 タイプのユーザーは、デフォルトではグループ、テンプレート、ホストへのアクセス権がありません。 アクセス権を付与するには、該当するエンティティへの権限を持つユーザーグループにユーザーを含める必要があります。
  • Zabbixフロントエンド、モジュール、APIメソッドのセクションや要素へのアクセス権。
    • アクセスが許可されている要素は緑色、拒否されている要素は薄いグレーで表示されます。
  • 特定のアクションを実行する権限。
    • ユーザーが実行できるアクションは緑色、拒否されているアクションは薄いグレーで表示されます。

詳細は権限ページを参照してください。