管理 > ハウスキーピング セクションでは、以下のデータのうち、古くなったものやユーザーが削除したものをいつ削除するかを設定できます。

監査のハウスキーピングは別途設定します。
以下の表は、ハウスキーピングの設定パラメータについて説明しています。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| 内部ハウスキーピングを有効にする | Zabbixサーバーのhousekeeperプロセスによって実行される内部ハウスキーピングを有効(デフォルト)または無効にします。 |
| データ保存期間 | ハウスキーパーによって削除されるまでレコードを保持する期間を指定します。 内部ハウスキーピングが有効な場合は必須です。 範囲:1日(履歴は1時間)~25年、または「0」。時間のサフィックス(例:1d、1w)がサポートされています。 イベントとアラートについては、トリガー、サービス、内部データ、ネットワークディスカバリ、自動登録ごとにデータ保存期間を個別に設定します。 ハウスキーパーは、問題に関連付けられていないイベントのみを削除します。たとえば、古い問題/復旧イベントが未解決の問題に関連付けられている場合は削除されません。ハウスキーパーが古いエンティティを削除する際は、最初に問題を削除し、その後イベントを削除します。 トリガーが削除されると、その問題と関連するイベントも削除されます。 履歴およびトレンドについては、内部ハウスキーピングが無効でも、データ保存期間によって監視データ > 最新データにデータが表示される期間が決まります。 |
| アイテムの履歴保存期間を上書き | 有効にすると、アイテムの設定で指定された履歴/トレンドの保存期間がデータ保存期間の設定で上書きされます(保存しないオプションが有効なアイテムを除く)。 このオプションは、内部ハウスキーピングが無効で外部ハウスキーパーを使用している場合でも利用できます。 |
| アイテムのトレンド保存期間を上書き |
TimescaleDBを使用している場合は、履歴、トレンド、監査ログの圧縮セクションが利用可能になります。
TimescaleDBを使用する場合は、アイテムの履歴保存期間を上書き、アイテムのトレンド保存期間を上書き、および内部ハウスキーピングを有効にするを有効にして、履歴とトレンドの自動パーティショニングの恩恵を最大限に受けてください。 これらのオプションが無効な場合でも、履歴およびトレンドテーブルのデータはパーティション分割されますが、ハウスキーパーは古いパーティションを削除せず、設定警告が表示されます。 古いパーティションの削除が有効な場合、Zabbixサーバーおよびフロントエンドは削除されたアイテムを追跡しなくなり、古いパーティションが削除されるとそれらのアイテムの履歴もクリアされます。
デフォルトにリセットボタンを使用すると、行った変更を元に戻すことができます。