You are viewing documentation for the development version, it may be incomplete.
Join our translation project and help translate Zabbix documentation into your native language.

11 Oracleプラグイン

概要

Zabbix agent 2の設定ファイルは、プラグインの設定に使用されます。 これらのZabbix agent 2の設定パラメータは、Oracleプラグインの操作に対応しています。

これらのパラメータは独自の設定ファイル(例:oracle.conf)に指定し、Includeディレクティブを使用してこのファイルをZabbix agent 2の設定に追加することを推奨します。

注意点:

  • デフォルト値はプロセスのデフォルト値を反映しており、配布されている設定ファイルの値ではありません。
  • 値は環境変数をサポートします。
  • ZabbixはUTF-8エンコーディング(BOMなし)のみの設定ファイルをサポートします。
  • "#"で始まるコメントは、行頭でのみサポートされます。

パラメーター

パラメーター 必須 範囲 デフォルト 説明
Plugins.Oracle.CallTimeout いいえ 1-30 グローバルタイムアウト リクエストが完了するまでの最大待機時間(秒単位)。
Plugins.Oracle.ConnectTimeout いいえ 1-30 グローバルタイムアウト 接続が確立されるまでの最大待機時間(秒単位)。
Plugins.Oracle.CustomQueriesPath いいえ Unixシステムの場合は/usr/local/share/zabbix/custom-queries/oracle

Windowsシステムの場合は*:\Program Files\Zabbix Agent 2\Custom Queries\Oracle、ここで*ProgramFiles環境変数のドライブ名
カスタムクエリを含む.sqlファイルが格納されているディレクトリのフルパス名。
例: /etc/zabbix/oracle/sql
Plugins.Oracle.CustomQueriesEnabled いいえ false 設定されている場合、oracle.custom.queryアイテムキーの実行を有効にします。無効の場合、カスタムクエリディレクトリパスからクエリはロードされません。
Plugins.Oracle.Default.Password いいえ Oracleへの接続に使用するデフォルトのパスワード。アイテムキーまたは名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。
Plugins.Oracle.Default.Service いいえ Oracleへの接続に使用するデフォルトのサービス名(SIDはサポートされません)。アイテムキーまたは名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。
Plugins.Oracle.Default.Uri いいえ Oracleへの接続に使用するデフォルトのURI。アイテムキーまたは名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。

埋め込み認証情報を含めないでください(無視されます)。
URI形式に一致する必要があります。
tcpおよびtcpsスキームのみがサポートされます。スキームは省略可能です。
ポートも省略可能です(デフォルト=1521)。
TNSキーまたはTNS値を接続文字列として指定することも可能です。TNS値は空白なしで構成する必要があります。
例: tcp://127.0.0.1:1521
localhost
zbx_tns_example(TNSキー)
(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=localhost)(PORT=1521))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=xe)))(TNS値)
Plugins.Oracle.Default.User いいえ Oracleへの接続に使用するデフォルトのユーザー名。アイテムキーまたは名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。
Plugins.Oracle.KeepAlive いいえ 60-900 300 未使用のプラグイン接続が閉じられるまでの最大待機時間(秒単位)。
Plugins.Oracle.ResolveTNS いいえ true / false true Oracleサーバーへの接続時に接続文字列(ConnString)をどのように解釈するかを指定します。
falseに設定すると、デフォルトのスキームとポートがConnStringに追加されます(存在しない場合)。trueに設定すると、デフォルトのスキームとポートは省略され(ConnStringで明示的に指定されていない限り)、ConnStringはそのままOracleクライアントに渡されます。Oracleクライアントがtnsnames.oraファイル内でConnStringを見つけた場合、見つかった接続記述子がOracleサーバーへの接続に使用されます。
Plugins.Oracle.Sessions.<SessionName>.Password いいえ 名前付きセッションのパスワード。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。
Plugins.Oracle.Sessions.<SessionName>.Service いいえ 接続に使用する名前付きセッションのサービス名(SIDはサポートされません)。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。
Plugins.Oracle.Sessions.<SessionName>.Uri いいえ Oracle用の名前付きセッション接続文字列。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。

埋め込み認証情報を含めないでください(無視されます)。
URI形式に一致する必要があります。
tcpおよびtcpsスキームのみがサポートされます。スキームは省略可能です。
ポートも省略可能です(デフォルト=1521)。
TNSキーまたはTNS値を接続文字列として指定することも可能です。TNS値は空白なしで構成する必要があります。
例: tcp://127.0.0.1:1521
localhost
zbx_tns_example(TNSキー)
(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=localhost)(PORT=1521))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=xe)))(TNS値)
Plugins.Oracle.Sessions.<SessionName>.User いいえ 名前付きセッションのユーザー名。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。

参照: