You are viewing documentation for the development version, it may be incomplete.
Join our translation project and help translate Zabbix documentation into your native language.

9 MySQLプラグイン

概要

Zabbix agent 2の設定ファイルは、プラグインの設定に使用されます。これらのZabbix agent 2の設定パラメータは、MySQLプラグインの操作に対応しています。

これらのパラメータは独自の設定ファイル(例:mysql.conf)に指定し、このファイルをZabbix agent 2の設定に追加するためにIncludeディレクティブを使用することを推奨します。

注意点:

  • デフォルト値はプロセスのデフォルト値を反映しており、配布されている設定ファイルの値ではありません。
  • 値は環境変数をサポートします。
  • ZabbixはUTF-8エンコーディング(BOMなし)のみ設定ファイルとしてサポートします。
  • 「#」で始まるコメントは、行頭でのみサポートされます。

パラメータ

パラメータ 必須 範囲 デフォルト 説明
Plugins.Mysql.CallTimeout いいえ 1-30 グローバルタイムアウト リクエストが完了するまで待機する最大時間(秒単位)。
Plugins.Mysql.CustomQueriesPath いいえ Unixシステムの場合は/usr/local/share/zabbix/custom-queries/mysql

Windowsシステムの場合は*:\Program Files\Zabbix Agent 2\Custom Queries\Mysql*ProgramFiles環境変数のドライブ名)
カスタムクエリを含む.sqlファイルが格納されているディレクトリのフルパス名。
Plugins.Mysql.CustomQueriesEnabled いいえ false 設定すると、mysql.custom.queryアイテムキーの実行が有効になります。無効の場合、カスタムクエリディレクトリパスからクエリはロードされません。
Plugins.Mysql.Default.Password いいえ MySQLへの接続に使用するデフォルトのパスワード。アイテムキーまたは名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。
Plugins.Mysql.Default.TLSCAFile いいえ
(Plugins.Mysql.Default.TLSConnectがverify_caまたはverify_fullに設定されている場合は必須)
Zabbix agent 2と監視対象データベース間の暗号化通信のためのピア証明書検証用の最上位CA証明書を含むファイルのフルパス名。名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。
Plugins.Mysql.Default.TLSCertFile いいえ
(Plugins.Mysql.Default.TLSConnectがverify_caまたはverify_fullに設定されている場合は必須)
Zabbix agent 2と監視対象データベース間の暗号化通信のためのエージェント証明書または証明書チェーンを含むファイルのフルパス名。名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。
Plugins.Mysql.Default.TLSConnect いいえ Zabbix agent 2と監視対象データベース間の通信の暗号化タイプ。名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。

サポートされる値:
required - TLS接続を必須とする;
verify_ca - 証明書を検証する;
verify_full - 証明書とIPアドレスを検証する。
Plugins.Mysql.Default.TLSKeyFile いいえ
(Plugins.Mysql.Default.TLSConnectがverify_caまたはverify_fullに設定されている場合は必須)
Zabbix agent 2と監視対象データベース間の暗号化通信のためのデータベース秘密鍵を含むファイルのフルパス名。名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。
Plugins.Mysql.Default.Uri いいえ tcp://localhost:3306 MySQLへの接続に使用するデフォルトのURI。アイテムキーまたは名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。

埋め込み認証情報を含めないでください(無視されます)。
URI形式に一致する必要があります。
サポートされるスキーム: tcp, unix。スキームは省略可能です。
ポートは省略可能です(デフォルト=3306)。
例: tcp://localhost:3306
localhost
unix:/var/run/mysql.sock
Plugins.Mysql.Default.User いいえ MySQLへの接続に使用するデフォルトのユーザー名。アイテムキーまたは名前付きセッションで値が指定されていない場合に使用されます。
Plugins.Mysql.KeepAlive いいえ 60-900 300 未使用のプラグイン接続が閉じられるまでの最大待機時間(秒単位)。
Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.Password いいえ 名前付きセッションのパスワード。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。
Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.TLSCAFile いいえ
(Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.TLSConnectがverify_caまたはverify_fullに設定されている場合は必須)
Zabbix agent 2と監視対象データベース間の暗号化通信のためのピア証明書検証用の最上位CA証明書を含むファイルのフルパス名。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。
Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.TLSCertFile Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.TLSKeyFileが指定されている場合は必須 Zabbix agent 2と監視対象データベース間の暗号化通信のためのエージェント証明書または証明書チェーンを含むファイルのフルパス名。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。
Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.TLSConnect いいえ Zabbix agent 2と監視対象データベース間の通信の暗号化タイプ。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。

サポートされる値:
required - TLS接続を必須とする;
verify_ca - 証明書を検証する;
verify_full - 証明書とIPアドレスを検証する。
Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.TLSKeyFile Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.TLSCertFileが指定されている場合は必須 Zabbix agent 2と監視対象データベース間の暗号化通信のためのデータベース秘密鍵を含むファイルのフルパス名。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。
Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.Uri いいえ 名前付きセッションの接続文字列。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。

埋め込み認証情報を含めないでください(無視されます)。
URI形式に一致する必要があります。
サポートされるスキーム: tcp, unix。スキームは省略可能です。
ポートは省略可能です(デフォルト=3306)。
例: tcp://localhost:3306
localhost
unix:/var/run/mysql.sock
Plugins.Mysql.Sessions.<SessionName>.User いいえ 名前付きセッションのユーザー名。
<SessionName> - アイテムキーで使用するセッション名を定義します。
Plugins.Mysql.Timeout いいえ 1-30 グローバルタイムアウト 接続が確立されるまでの最大待機時間(秒単位)。

また、以下も参照してください: