Zabbixエージェント2のdocker.container_statsアイテムも、 コンテナ上の現在のプロセス/スレッド数とともにpids_stats
プロパティを返すようになりました。
Zabbixエンティティ設定のエクスポート中に生成されたYAMLファイルには、配列内のエンティティ間に空の行が含まれなくなりました。これにより、ファイルが短くなり、操作がより便利になりました。アップデート後からのエクスポートの例は、設定のエクスポート/インポートをご覧ください。
設定のインポートで、UTF-8バイトオーダーマーク(BOM)を持つファイルをサポートするようになりました。
テンプレートAzure by HTTPが、Azure Cosmos DB for MongoDBでも動作するようになりました。
テンプレートの入手方法:
templates
ディレクトリから入手します。その後、設定 → テンプレートで手動でZabbixにインポートします。プロキシヒストリのハウスキーピングの際に、プロキシのデータベースから削除されるサイクルあたりのデータ量の制限がなくなりました。
変更前は、ハウスキーパーは HousekeepingFrequency
の4倍の時間分までしか、古い情報の削除をしませんでした。 例えば、HousekeepingFrequency
が"1"に設定されている場合、最大4時間分の古い情報が(古いエントリーから順番に)削除されました。 プロキシがProxyOfflineBuffer
で設定されたよりも古いデータを絶えず受信する場合、過剰なデータ蓄積が発生する可能性があります。
この制限が取り除かれたことで、より効果的なプロキシヒストリハウスキーピングが行えるようになりました。
新しいテンプレートGoogle Cloud Platform by HTTP (GCP by HTTP)が利用可能になりました。
セットアップ方法はHTTPテンプレートを参照してください。
テンプレートの入手方法:
Zabbixエージェント2プラグインで、監視対象へ接続するためのデフォルト値を設定ファイルで定義できるようになりました。 アイテムキーや名前付きセッションで、値が何も指定されていない場合、プラグインは対応するデフォルトパラメーターで定義された値を使用します。 新しいパラメーターはPlugins.<PluginName>.Default.<Parameter>
という構造になります。例えば、Plugins.MongoDB.Default.Uri=tcp://localhost:27017
のようになります。 詳細についてはこちらのセクションをご覧ください: