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2 vm.memory.size パラメーター

概要

このセクションではvm.memory.size[<mode>]エージェントアイテムのパラメーターの詳細を説明します。

パラメーター

このアイテムでは、次のパラメーターを使用できます。

  • active - 現在使用されている、または最近使用されたメモリで、RAMにあるもの
  • anon - ファイルと関係ないメモリ(ファイルから再読み込みできないメモリ)
  • available - プラットフォーム毎に異なる方法で計算された使用可能なメモリ(下の表を参照)
  • buffers - ファイルシステムのメタデータのようなもののキャッシュ
  • cached - さまざまなもののキャッシュ
  • exec - 実行コード。通常、(プログラム)ファイルから実行されます。
  • file - 最近アクセスされたファイルコンテンツのキャッシュ
  • free - メモリを必要とするどんな項目に対しても使用できるメモリ
  • inactive - 使用されていないメモリ
  • pavailable - 'total'に対する'available'メモリのパーセンテージ(available/total*100として計算)
  • pinned - "wired”と同じ。
  • pused - "total"に対する"used"メモリのパーセンテージ("used"/"total"*100として計算)
  • shared - 複数のプロセスによって同時にアクセスできるメモリ
  • slab - カーネルが自身のデータ構造をキャッシュするために使用するメモリの総量
  • total - 使用可能な物理メモリの合計
  • used - プラットフォーム毎に異なる方法で計算された使用済みメモリ(下の表を参照)
  • wired - 常にRAMにあると示されているメモリ。このメモリはディスクには移動されません。

これらのパラメータの一部はプラットフォーム固有であり、ご使用のプラットフォームでは使用できない場合があります。 詳細については、プラットフォームでサポートされているアイテムを参照してください。

availableおよびusedのプラットフォーム別計算方法:

プラットフォーム "available" "used"
AIX free + cached 使用中の実メモリ
FreeBSD inactive + cached + free active + wired + cached
HP UX free total - free
Linux<3.14 free + buffers + cached total - free
Linux 3.14+
(RHEL7では3.10にもバックポートされています)
/proc/meminfoのMemAvailable値、MemAvailableの詳細についてはLinuxカーネルドキュメントを参考ください。
free + buffers + cachedはすべてのページキャッシュを解放できず、計算に低ウォーターマークが使用されているため'available'と等しくなくなりました。
total - free
NetBSD inactive + execpages + file + free total - free
OpenBSD inactive + free + cached active + wired
OSX inactive + free active + wired
Solaris free total - free
Win32 free total - free

vm.memory.size[used]とvm.memory.size[available]の合計はtotalと必ずしも同じではありません。 たとえばFreeBSDの場合、
* active、inactive、wired、cachedのメモリは、いくつかの有用な情報を格納しているため、使用済みと見なされます。
* 同時に、inactive、cached、free のメモリは、もっとメモリを必要とするプロセスにすぐに使用されるので、使用可能であるとみなされます。

このように、inactiveメモリはusedと同時にavailableでもあります。このため、vm.memory.size[available]はトリガーで使用されるために設計されていますが、vm.memory.size[used]アイテムは、情報提供の目的のみに設計されています。

以下も参照

  1. 異なるOSでのメモリ計算に関する追加の詳細