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Zabbix Summit 2022
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13. 問題の認識

概要

Zabbixの問題事象はユーザが確認することができます。

ユーザは問題イベントの通知を受けると、Zabbixフロントエンドに移動し、以下のいずれかの方法で
問題の更新ポップアップウィンドウを開き、問題を確認することができます。
承認する際に、問題に対するコメント(現在取り組んでいること等)を入力することができます。

この方法では、他のシステム・ユーザーが同じ問題を発見した場合、すぐに、それが承認されたかどうか、
これまでのコメントを確認することができます。

このように、複数のシステムユーザーとの問題解決のワークフローを連携して行うことができます。

応答状況は、action operationを定義する際にも使用されます。
このため、例えば、あるイベントがしばらく確認されなかった場合にのみ、上位のマネージャに通知を送信するように定義できます。

イベントを認識し、それについてコメントするには、ユーザーは対応するトリガーに対して最低限の
読み取り権限を持っている必要があります。問題の深刻度を変更したり、問題を閉じたりするには、
ユーザーは対応するトリガーに対して読み取り/書き込みの権限を持っている必要があります。

問題更新ポップアップウィンドウにアクセスする方法は、複数あります。

  • MonitoringProblems で問題を選択した状態で、リストの下のMass update をクリックします。
  • 問題の承認状況を示す Ack* 列をクリックし、
    • Monitoring → Dashboard (ProblemsProblems by severity ウィジェット)
    • Monitoring → Problems
    • Monitoring → Problems → Event details

Ack*列には'Yes'または'No'のリンクがあり、それぞれクリックすると、問題が確認されたことを示します。
リンクをクリックすると、問題更新ポップアップウィンドウが表示されます。

  • 未解決の問題のセルをクリックすると、次のような画面が表示されます。
    • Monitoring → Monitoring (Trigger overview ウィジェット)

ポップアップメニューには、Acknowledgeオプションがあり、問題更新ウィンドウに移動します。

問題の更新

問題更新ポップアップで可能です。

  • 問題に対するコメント
  • これまでのコメントとアクションを表示
  • 問題の深刻度を変更
  • 問題の承認/非承認
  • 手動で問題を閉じる

必須入力項目には、赤いアスタリスクが表示されています。

パラメータ 説明
Problem 問題が1つだけ選択されている場合は、問題名が表示されます。
複数の問題が選択されている場合は、N problems selected と表示されます。
Message 問題に対するコメントをテキストで入力してください(最大2048文字)
History 問題に対するこれまでの活動やコメントが、時間やユーザーの詳細とともに一覧表示されます。
ユーザーの操作を表すアイコンの意味については、event detailのページをご覧ください。
なお、履歴は、更新対象の問題が1つだけ選択されている場合に表示されます。
Scope 問題の深刻度の変更、承認、手動によるクローズなどのアクションの範囲を定義する。
Only selected problem - このイベントのみに影響します。
Selected and all other problems of related triggers - 承認/クローズされた問題がある場合、このイベントと、これまでに承認/クローズされていない他のすべての問題に影響します。スコープにすでに承認またはクローズされた問題が含まれている場合、これらの問題が繰り返し承認/クローズされることはありません。一方、メッセージと重要度の変更操作の数は制限されていません。
Change severity チェックボックスをマークし、深刻度ボタンをクリックすると、問題の深刻度が更新されます。
重大度を変更するチェックボックスは、選択した問題のうち少なくとも1つに読み取り/書き込み権限がある場合に使用できます。Update をクリックすると、読み取り/書き込み可能な問題のみが更新されます。
選択したトリガーのいずれにも読み取り/書き込み権限が存在しない場合、チェックボックスは無効になります。
Acknowledge チェックボックスをマークして、問題を認識します。
このチェックボックスは、選択した問題の中に未承認のものが1つでもある場合に有効です。
すでに承認されている問題に対して、さらに承認を追加することはできません(ただし、別のコメントを追加することは可能です)。
Unacknowledge チェックボックスをマークして、問題を認識します。
このチェックボックスは、選択された中に少なくとも1つの認められた問題がある場合に利用できます。
Close problem 選択した問題を手動で閉じる場合は、チェックボックスをオンにします。
問題を閉じるためのチェックボックスは、選択した問題の少なくとも1つについて、trigger configurationAllow manual closeオプションがチェックされている場合に利用可能です。Updateをクリックすると、閉じることが許可されている問題のみが閉じられます。
手動で閉じることができる問題がない場合、チェックボックスは無効になります。
すでに閉じた問題は、繰り返し閉じることはありません。

表示

認識情報に基づいて、ダッシュボードやマップでの問題数の表示方法を設定することができます。
ダッシュボードやマップでの問題数表示を設定できます。これを行うにはProblem displayオプションで選択する必要があります。
map configurationと、Problems by severity dashboard widgetの両方で使用できます。
すべての問題数、未承認問題数を分離して表示することが可能です。

問題の更新情報(確認応答など)をもとに、メッセージの送信やリモートコマンドの実行といった更新操作を設定することができます。